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研究開発センター

次世代ビジネスの芽を育む最先端基地日本山村硝子の新事業の開拓を担う研究開発センターの取り組みを紹介します。

研究開発センターの発足経緯

研究開発センターは、ガラスびん・プラスチックカンパニーなど当社の既存事業とは全く違う分野で新しい技術を開発し、将来を担う新規事業に展開していくという使命を担って、2007年に設立されました。
新規事業のリサーチにあたりキーワードにしたのが、「安全・安心」「環境」「サステナブル」。これらが今後の社会で求められてくるという観点で、食の安全・安心につながる植物工場と、環境負荷の低減につながるネクストパッケージを柱に、競争優位性のある技術を目指した研究開発を続けてきました。
2012年にはセンター棟を竣工して、研究施設を充実。お客様やビジネスパートナーとの共同開発を加速させています。

ネクストパッケージ

ネクストパッケージとは次世代のパッケージのこと。その可能性をリサーチした結果、ガラスびん、ペットボトルに続くネクストパッケージとして、軟包装容器(パウチ)の開発を進めています。この第一弾として、独自の製法(特許出願済み)を用いた底面がフラットな立体形状のパウチを開発しました。この製品の特長は、底面をフラットにすることにより良好な自立安定性を有し、立体形状により使用するフィルム面積当たりの内容積を向上した事です。これにより、既存パウチと比較して約25%のフィルム使用量削減を達成し、(当社調査データ)包装材料の更なる環境負荷低減を実現しています。また、製品胴部にフィルム貼り合わせのエッジが立っていないため手触りが良い点や、その独特の製法により胴部全周の連続したデザインをパウチで可能とし商品訴求力の向上も大きな特徴です。
今後も研究開発センターの掲げる3つのキーワードを基に新たな軟包装容器の開発を進めていきます。

植物工場

オリジナル技術が詰まった植物工場を目指して人材も装置も植物の栽培方法もゼロから探求してきました。今では研究部門では約280品種以上の葉菜や果菜類の栽培実績を誇り、温度や湿度と言った環境の制御や光や養分の使い方などの多くのノウハウを蓄積しています。特に光源に関しては照明メーカー様と共同で植物工場での栽培に適した高性能LED照明を開発し実生産に使用しています。これらの技術蓄積を背景に2014年11月には、当社敷地内で完全制御型植物工場の稼働を開始し、大手中食事業者様や大手食品通販事業者様への販売を開始。完全無農薬で菌数が少なく日持ちがよい野菜や一般圃場では栽培があまりされていない希少な品種など、従来の植物工場がレタス中心の品種であることに対し、当社ではレタス以外の品種を中心に、お客様の要望を取り入れながら数年かけて開発してきた品種を販売しています。特に菌数や栄養価に関しては、自社内に測定設備を配備し野菜の品質管理体制の向上に努めています。
今後は葉菜類に留まらず、薬用植物などより高付加価値の植物の生産にも進出し、事業の拡大と研究開発を継続していきます。