NIHON
YAMAMURA
GLASS

ANNIVERSARY 1914-2025

MESSAGE

111年の感謝を、
未来の輝きへ。

時の流れはやさしく、 けれど確かに積み重なっていくもの。 私たちの歩みは、ただの歴史ではありません。 それは、人と人が紡いできた想いの連なり。 いくつもの課題に向き合い、 知恵と技術で解決してきた111年。 一つ一つの出会いが輪となり、 時代を越え、今なお輝きを増しています。 つながる想いを重ねて、紡いでいくことで、 新しい未来へと進んでいきます。

UNITED IN HEART,
REFINED IN SKILL

次の100年も、
皆さまとともに。

2025年4月、日本山村硝子は創業111周年を迎えました。 これだけの歴史を積み重ねることができましたのも、お客様をはじめ、ビジネスパートナーの皆様からのご理解、ご支援、ご協力の賜物と心より御礼を申し上げます。 また、当社の先達の「社会に貢献したい。 そのために挑戦する。」という強い思いが、どの時代も常に引き継がれてきたことによるものだと確信しています。 この歴史の重みをしっかり感じてグループ一丸となって、これからも豊かな社会の実現に貢献し、夢のある魅力的な会社を目指してまいります。

この先も持続的な成長企業であり続けるためにも、「YAMAMURA ONE」をテーマに「経営陣が一つに」なり、「経営陣と従業員の皆さん」、さらには社外の各ステークホルダーの皆様や地域社会とも「1つ」につながって豊かな社会を作っていきたいと思っています。

今後とも一層のご理解とご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

CHAPTER
SECOND
BEGINS

代表取締役 社長執行役員

111th HISTORY

日本山村硝子は、
1914年に創業され、
ガラスびんから
その歴史が始まりました。

戦後復興期、高度成長、グローバル展開、新素材開発… 変化する時代の中で「変わらぬ価値」を届け続けてきました。 111年のその先も、我々の歩みは時代とともに、これからも続きます。

HORIZONTAL
SCROLL
明治〜大正

1897(明治30)年、山村商店として六甲山麓の硅砂の採掘販売を始めた後、
1914(大正3)年に西宮市内において山村製壜所として創業。
1922(大正11)年より機械製壜の研究開発を進め、半人工機械を採用するなど本格的にガラス製造に関わる。

昭和

戦後は1946(昭和21)年より操業を再開し、酒びんの製造を開始。
1955(昭和30)年、株式会社に改組し、山村硝子株式会社として発足。
その後、プラスチック容器製造を開始し、1973(昭和48)年にはいち早くリサイクリング事業開始。

平成

1990(平成2)年にニューガラス開発プラントを建設するなど事業領域を拡大させていく。
1991(平成3)年、フィリピンにサンミゲル山村アジア社を設立。
1998(平成10)年、日本硝子株式会社と合併し、日本山村硝子株式会社として発足。
2004(平成16)年、中国に展誠(蘇州)塑料製品有限公司を設立し、その後はタイ、インドネシア、台湾、米国とグローバル展開を本格化。

令和

2021(令和3)年に山村JR貨物きらベジステーション株式会社を設立するなど、
グループの成長を目指した活動を加速させていく。
2025(令和7)年、111周年を迎え、グループ一丸となって「YAMAMURA ONE」を掲げ、
次の100年に向けて新たな一歩を踏み出す。

UNITING
FOR
THE FUTURE
MESSAGES FROM EXECUTIVES

私たち12名の経営陣は
想いを一つに

111年目を
新たなスタートの年と位置付けて、
これまで先人たちが築いてきた
信頼を受け継ぎながら、
これからの日本山村硝子を
牽引していくために、
私たち12名の経営陣は想いを
一つに取り組んでまいります。

OFFICER LIST
HORIZONTAL SCROLL

執行役員
エンジニアリングカンパニー社長
山下 哲

執行役員
プラスチックカンパニー社長
宮城 篤志

常務執行役員
ガラスびんカンパニー社長
副島 正義

取締役
常務執行役員
田口 智之

取締役
専務執行役員
小林 史𠮷

代表取締役
社長執行役員
山村 昇

取締役
会長
山村 幸治

取締役
専務執行役員
明神 裕

取締役
常勤監査等委員
佐貫 正義

執行役員
コーポレート本部長
金原 正晃

執行役員
植物事業管掌
木村 周二

ニューガラス
カンパニー社長
榮 秀和

OUR VISION
FOR
THE FUTURE
VISION

私たちのビジョン
「100年先も
必要とされる会社」へ

挑み続け、地域に寄り添い、
こころを満たす存在を目指してまいります。

会社としての役割

挑み続ける企業でありたい。

私たちは、ものづくり企業として、つくる責任、つなぐ使命があります。革新を生む現場力、確かな品質、次代を見据えた技術開発を通じて、豊かな社会の実現に向けた原動力となる企業を目指します。

社会としての役割

地域と世界の未来に寄り添う。

環境への配慮、地域との共生、多様な人材の活躍推進。社会課題と向き合いながら、持続可能な社会づくりに貢献します。誰もが活躍できる社会のために。日本山村硝子は人と社会をつなぐ懸け橋となります。

生活としての役割

こころを満たす存在へ。

私たちの製品やサービスは、人々の暮らしの中に息づいています。日々の生活に寄り添う製品とサービスを通じて、安心・安全、そして心地よさを届けていきます。

次の100年も、
皆さまとともに。

「YAMAMURA ONE」は、
私たちの新しいアイデンティティです。

創業111周年、この3つの「1」が並ぶ今、 「YAMAMURA ONE」という 新しいアイデンティティ
メッセージを発信しました。
「ONLY ONE」、「No.1」、「ONE TEAM」の 3つの思いが込められており、 関わるすべての人が1つになることで、 より豊かな社会と地球環境をつくっていく。 みんなで未来へ向かう、
意志と決意を形にしたものです。

2125年は、
どんな未来が待っているのだろう。
誰もが快適に暮らし、
豊かな自然に包まれた世界であってほしい。
日本山村硝子にとっての111周年は、 新しい未来を築くための
大きな一歩を踏み出す大切な年。

人と地球のために技術を磨き続けていく。 今日の幸せを100年先へ繋いでいく。 安定した事業基盤を
次の世代へ継承することを使命に、
いくつもの挑戦を積み重ねていきます。