新たな価値を備えた
プラスチック製品を
開発したい。

O.K

プラスチックカンパニー 生産技術部
理工学研究科環境都市工学専攻 修了
2017年入社

2017年
プラスチックカンパニー技術部(現:生産技術部)へ配属。
飲料用プラスチックキャップの開発に従事。
2018年
開発担当の一員として国内外で複数の新規形状キャップの開発・リリースに携わる。
2020年
新規形状キャップ開発の主担当として製品の開発に取り組み、早期リリースを達成。
2021年
飲料用キャップだけでなく、インスタントコーヒー用キャップ等の開発にも携わる。
日本山村硝子への入社理由は?

どこよりも私を
必要としてくれた会社が
日本山村硝子だった。

漠然とではありますがモノづくりに携わりたいと考え、特に分野を絞らずメーカーを志望して就職活動をしていました。ですが面接に進むと、どのメーカーからも志望順位を尋ねられます。このとき嘘でも第一志望だと答えるのがセオリーなのでしょうが、私は筋を通したい性格もあって、それができずにいました。日本山村硝子の面接でも、第一志望ではないことを、正直に伝えたのを覚えています。ですがその一方で、最も自分を必要としてくれている会社だと感じたのも、日本山村硝子だったのです。第一志望のメーカーには縁がなかったこともあり、開発職として期待をかけてくれた当社への入社を決めました。

現在の仕事内容について教えてください。

奥深いキャップの世界で
さまざまなニーズに応えた
新製品を開発しています。

入社より一貫して、新たな形状や、新色・新印刷が用いられたキャップの開発に携わっています。見た目こそ大きな違いはありませんが、一般的なペットボトル飲料でも、使用されているキャップには用途に応じて多くの種類があります。私はこれまで、プラスチックの使用量が少なく環境性・経済性に優れたキャップや、力の弱い人でも開けやすいキャップ、デザイン性が高くて商品のプロモーションにつながるキャップなど、人や社会のさまざまなニーズに応えられる製品を開発してきました。また開発においては、生産や品質管理に携わる部門の意見に耳を傾け、より量産しやすい素材や形状、安定した品質の実現につながることを意識しています。

やりがいや、働く魅力を教えてください。

スーパーやコンビニで
自分が開発した
製品を
見かけると正直、
すごく嬉しいです。

私の所属部署では、設計から検証、生産までと、開発プロセスの上流から下流まで関わることができます。その分求められる知識も幅広く、開発に苦戦することも多いのですが、上司や同僚に助けられながら、さまざまな経験を積むことができています。
やりがいを感じるのは、自分が開発に関わったキャップが、スーパーやコンビニなどで販売されているのを見たときです。特に自分が深く開発に関わった製品には、強い愛着を感じてしまいますね。その一方で、他社が新たに発売した飲料製品も気になってしまいます。これはもう、職業病かもしれませんね。

今後の目標を教えてください。

環境志向の高まりを
チャンスととらえ、
より良い製品を開発したい。

世界的な環境志向の高まりにより、プラスチックを取り巻く環境は大きく変わってきています。私はそうした変化をチャンスととらえ、社会やお客様のニーズに応える、新たな価値を備えた製品を開発したいと考えています。
さらに、緻密で迅速な開発ができるようにも経験を積んでいきたいですね。開発するためのツールが豊富にある時代ですが、ツールを使いこなすためにも、知識と経験が重要になることを痛感しています。毎日少しずつでも何かを積み上げていき、自分を成長させていきたいと思います。

WORKING DAYS

開発品の検証用サンプルの結果に目を通し、評価を確認していきます。
またそれに基づき評価結果報告書の作成も行います。

関係会社との打ち合わせに参加。
前回行った試作検証の結果を共有し、次回検証案について協議します。

食堂で昼食をとります。
空き時間は新たな知識を身につけるために自己学習に費やしています。

部内会議に出席。午前中にまとめた報告書および、関係会社との打ち合わせ内容を共有します。
設計修正内容の決定や、追加の検証内容の確認も議題です。

会議の決定事項に基づき、次回検証案の設計に取り組みます。
また追加検証用サンプルの準備も行います。

メールと明日のスケジュールを確認して帰宅。子どもに早く会いたいので、定時に会社を出るようにしています。

MY HOLIDAY

子どもが生まれたばかりなこともあり、休日は子育てに没頭しています。育休については取得するかどうか迷いましたが、妻と相談して育休は取得せず、子育て支援休暇等の制度を活用しつつ、仕事と子育ての両立をめざすことにしました。仕事に子育てにと非常に忙しい日々ですが、妻や周囲の人々の支えのおかげで、充実した日々を過ごせています。