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2024.10.08  プラスチック 【REBORN CAP PROJECT】近畿大学デザイン・クリエイティブ研究所主催「第2回プロト・フェス」出展報告

9月20日(金)・21日(土)の2日間、近畿大学東大阪キャンパスにて開催された、近畿大学 デザイン・クリエイティブ研究所主催の「第2回プロト・フェス」に出展いたしました。

今回の「プロト・フェス」には、当社プラスチックカンパニー アースケア推進グループが2023年より近畿大学経営学部商学科教授 廣田章光ゼミと取り組んでいる「ペットボトルキャップの分別回収における人の行動変容を促す共同研究」で新たに開発した「キャップ回収BOX」のプロトタイプを出展しました。

当社は惜しくも入賞は逃しましたが、2日間で総勢120名以上の方にご来場いただき、多くの方に回収BOXを使用していただきました。

■今回出展した回収BOXについて
今回、近畿大学経営学部商学科教授 廣田章光ゼミと共同で開発した「回収BOX」は、昨年に開催された「第1回プロト・フェス」(2023年10月20日~21日)で明らかとなった、ペットボトルキャップの回収について「いかに興味・関心を得るか」という課題に対し、来場者の声を参考に改良したものです。
さらに、その後の検証結果から投票コンテンツや投票数をより分かりやすく表示しています。投票コンテンツはより興味を引くようにゼミ生が選択肢を検討したものです。

ペットボトルキャップで投票を行う仕組みとなっており、通常はキャップをペットボトルにつけたまま捨てていたところ、思わず立ち止まりキャップを外して、意識することなくこの回収BOXに入れる分別への行動変容を促します。

使用済みのキャップをペットボトルと分けて回収することで、集めたキャップをリサイクル材料として有効利用しやすくする、今までには無かった新しいサーキュラーエコノミーの仕組みづくりに貢献することを期待しています。

■プロト・フェスについて
「おふろに入っているときにたまたま思いついたアイデア」を形にしてみた。
「コンテストや社内審査では評価されなかったアイデア」をなんとか実現したい。
アイデアは形にすることでさらに可能性が生まれてきます。
そして未来のイノベーションにつながるアイデアは当初は周りの評価は高くないものばかりです。

プロト・フェスは、近畿大学デザイン・クリエイティブ研究所が企画・運営する、多様な人々がアイデアのプロトタイプ(フィジカル・プロトタイプ、ビデオプロトタイプ、プログラミングなど)を持ち寄る場です。

そして組織や分野を超えた多様な人々の評価や意見によってアイデアを成長させるイノベーション・プラットフォームです。

引用:https://www.kindai.ac.jp/rd/research-center/design-creative/news_protfes_02.html

日時:2024年9月20日・9月21日(開催済み)
場所:近畿大学東大阪キャンパス 2号館 実学ホール
対象:学生、教職員、一般の方
主催者:近畿大学デザイン・クリエイティブ研究所
後援団体:経済産業省 近畿経済産業局、中小機構、東大阪市、八尾市、公益財団法人 大阪産業局
協力公的機関・企業:神戸市、大阪商工会議所、GOB株式会社、THE DECK

■「ペットボトルキャップの分別回収における人の行動変容を促す共同研究」について
当社は2023年10月より、近畿大学経営学部商学科教授 廣田章光ゼミと、進んでいないペットボトルキャップの分別回収における人の行動変容を促す共同研究に取り組んでおります。

廣田章光ゼミでは、デザイン思考やマーケティング手法を駆使した様々なアイデアの創出とその解析を行っています。

また、当社は年間約30億個以上のペットボトルキャップを生産販売しており、「REBORN CAP PROJECT」の推進をはじめとして、使用済みペットボトルキャップのリサイクルに取り組んでいます。

今回の共同研究は心理的要因・導線・形状・PRなどにより、ペットボトルキャップを分別するようになる、人の行動変容についての研究をしています。キャップの分別回収へつながる行動の変化を検証し、研究成果の実装によりリサイクルの仕組みを作り、サステナブルな社会の実現に向けて引き続き研究を重ねてまいります。

※詳細につきましては当社ニュースリリースをご確認ください。

■REBORN CAP PROJECTについて
当社では、ペットボトルキャップを新しく価値あるモノに再生し、
モノを大切にする社会をつくることを目指す活動を推進しています。